社員インタビュー営業職LA

薬を売って終わりではない。

複合的な情報から幅広い提案を。

畜産業に関わるお客様に対し、自社の薬を用いて現状の悩みや問題点を解決すべく幅広い提案を行っているLA事業部の営業職。「製薬会社=薬の販売」というイメージの枠を超えた幅広い提案が求められる仕事で、自分次第で様々な成長のチャンスが広がります。

INTERVIEW

INTERVIEW

LA事業部 札幌事業所
CSE

K.Yさん (新卒2007年入社)

ゼノアックへの入社を決めた理由を教えてください。

肉牛の肥育をしていた祖父の影響で高校、大学では農業を学び、将来は畜産関係の職業に就きたいと思っていました。最初はゼノアックのことを知らなかったのですが、たまたま大学で企業説明会をやっていたので参加し、会社のHPを見てみたところ鉱塩の写真が並んでいたんです。「あ、これ知ってる!」と思ったその鉱塩は、祖父の牛舎で牛たちが舐めていたものでした。それをきっかけにゼノアックという会社について興味を持ち、この会社なら畜産業に携わる方々の生産性向上のお手伝いができるのではないかと思い、入社を決めました。祖父が選んで使っていた鉱塩を作っている会社ということで、これは何か縁があるなとも感じましたね。

普段の業務について教えてください。

畜産業の中でも特に肉牛などの大動物に関わるお客様への営業活動をメインとして取り組んでいます。日々農家さんや農協さんなどを訪問し、現状の悩みや問題点をヒアリング。様々な観点からアドバイスをし、自社の製品を用いた提案を行うのが私の仕事です。

基本的にはほぼ毎日外回りですが、私の場合は特に農家さんに行くことが多いですね。「うちの牛が病気で困っているんだよ」とか「うちの牛はなかなか大きくならなくてね......」といった悩みを聞き、それに対して具体的にこうした方がいいんじゃないかというアドバイスをしながら、自社の商品を用いて提案をしています。

現在のお仕事のやりがいは何ですか?

私自身の気づきや提案に対してお客様が共感をしてくれて実際に実行に移し、その結果良い成果が得られたときはとても嬉しいですね。お客様から感謝の言葉をいただくこともあったりするので、それが日々の仕事のモチベーションにもつながっています。

また、仕事を通してたくさんのお客様とつながることができ、どんどんネットワークが広がっていくという楽しさもこの仕事の醍醐味です。お客様先では仕事の話以外にも雑談をしたりということも多いのですが、そういった一つひとつのコミュニケーションがとても大事なんだなと感じます。だからこそ、話の引き出しは多い方がいい。自社の製品や業界の情報なんかも日々どんどん更新されるので、入社15年目の今でも常に勉強しながらコミュニケーションの引き出しを広げるようにしています。

仕事において意識していること心がけていることはありますか。

今までデータが存在しなかった製品について、獣医師さんや生産者さん、メーカーさんみんなとタッグを組んで使ってみて、実際にいいデータがとれたことがありました。日本にしかいない黒毛和牛でのデータなのですが、アメリカの製品だったので、アメリカでとれたデータしか存在していなかったんですね。存在しないからしょうがないねではなく、実際に使ってみることで得られたデータ結果を社内で共有し、みんなの営業活動に役立ててもらうことができました。

さらに獣医師さんに学会というオフィシャルな場で発表してもらうことで、非常に有効な国内データとして全国にも広がり、その結果様々なお客様の生産性向上の手助けができたのだということも実感できました。自分が直接提案したお客様だけではなく、間接的に自分が知らないお客様のためにもなったということで、とても大きな達成感につながりましたし、印象にも残っています。

今後のご自身の目標を教えてください。

動物用医薬品の製造から販売まで一貫して手掛けている会社だからこそ、営業としてはお客様と近い距離で仕事をすることができます。医薬品を売っている会社というと薬を売る仕事という風にイメージすると思いますが、決して薬を売って終わりではありません。

動物を病気にさせないためだったり、無駄な薬を使わずに健康状態を維持させるために、栄養や環境などの複合的な情報からお客様に提案をすることが求められます。ただ製品を売るだけではなく、お客様と向き合いながら幅広い提案ができるとてもやりがいのある仕事です。